猫の病気には様々なものがあり、それによって対処法が違ってくるのは当然の事ですが、その中にはワクチン接種によって予防可能なものも多くあります。風邪の症状が出る「猫ウィルス性鼻器官炎」、インフルエンザと似たような症状を引き起こす「猫カリシウィルス感染症」、吐き気や下痢の症状がある「猫伝染性腸炎」、めやにを伴う結膜炎の症状が出る「クラミジア感染症」などが予防可能なものの一部として挙げられます。年に一度のワクチン接種をおすすめします。ワクチンに頼るだけでなく、感染源となるノミ、ダニ対策も予防には重要です。猫のエイズといわれる「猫免疫ウィルス感染症」、重症になると腹水や胸水の症状が出る「猫伝染性腹膜炎」などは予防のできない病気です。
予防をこころがけて健康状態をしっかりと管理して対策を強化していても、病気にかかる時はかかってしまうものです。そのような時は、素人判断で対処せずにちゃんとした獣医に診察してもらうことが大切です。もちろん、この病院の選び方も重要です。ペットを飼っている知人や友人から教えてもらったり、近所の評判に耳を傾けておくことが大事です。普段から情報を集めて良い病院や獣医を探しておくのが良いでしょう。また、そうやって得た情報から評判のいい病院を選ぶのは当然ですが、それだけでなく十分な説明やアドバイスをしてくれる病院がいいですね。飼い猫の健康診断や予防接種を行う際など、自分の目で確かめてみることをお勧めします。飼い猫のためにも、安心して診断や治療を任せられる動物病院を選びたいですね。
猫の病気を発見する上で重要なのは、普段からの猫とのコミニュケーションや観察力です。下痢や嘔吐、クシャミや鼻水などを見かけたら診断を受けるようにしましょう。また、猫に限ったことではありませんが、病気の症状とはわかりやすいようなものばかりではありません。動物は人間と対話できるわけではないので、調子が悪そうだったり、具合が悪いそうだったりといったサインを見逃さない事が大切です。食事量や運動量、尿や便の様子に変化が無いかどうかも、こまめにチェックしてあげましょう。少しでも気になることがあるならば、すぐに獣医に相談すると良いでしょう。飼い猫の様子を愛情をもって見守り、病気にかかっている事がわかった時は、いち早く対処して治してあげたいですね。